ソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 6(PS6)」は、Zen 6世代の11コアAPUを搭載するという情報が浮上しています。
この情報はYouTubeチャンネル「Moore's Law is Dead」からのリークによるもので、AMDが現在開発中とされる“Zen 6 Magnus”というAPUが、PS6あるいは次世代Xbox向けに設計されていると見られています。
Zen 6 Magnusの概要
Magnusは、以下のような構成になるとされています
🧠 CPU:Zen 6ベースの11コア
・うち3コアは標準のZen 6
・残り8コアは省電力タイプのZen 6c
🎮 2チップ構成
・SoCダイ(CPUなど)
・グラフィックスダイ(GPU)
両者は“ブリッジダイ”と呼ばれるインターコネクトで繋がれており、CPUからメモリーへのアクセスもGPUを介して行うという設計になるようです。
メモリースペックも注目
グラフィックスダイには12基のメモリーコントローラーが搭載されており、
最大で384bitバス幅、使用するGDDRモジュールによっては以下のようなメモリー構成が可能です:
・GDDR6(2GBモジュール):24GB
・GDDR7(3GBモジュール):36GB
PS6向け?次世代Xbox向け?
ここで意見が分かれます。
✅ Moore's Law is Dead:PS6向けのAPUであると主張
❌ Kepler氏(X/NeoGAF):ダイサイズが大きすぎるためXbox向けと予想
実際、Zen 6 Magnusは合計408mm²の大きなダイサイズになる見込みで、
これはPS5 ProのViola APU(279mm²)と比べても約1.5倍。コスト的にPS6には厳しいという声もあります。
That is probably the next-gen Xbox, the codenames that AMD uses for Playstation SoCs are from Shakespeare characters.
— Kepler (@Kepler_L2) July 18, 2025
それでもPS6はZen 6搭載の可能性大
ただし、PS6にもZen 6アーキテクチャー自体は採用される見込みです。
もしMagnusがXbox専用になったとしても、同じZen 6ベースのSoCがPS6にも搭載される可能性は十分にあり、
今後の発表には引き続き注目が集まります。