『FF16』2周年!召喚獣がぶつかり合う壮絶アクションと“クリスタルを断ち切る”衝撃の物語【ゲームの記憶】

2025/06/23

2023年6月22日、『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』がPS5で発売!


ナンバリング初の本格アクションRPGとして、重厚な世界観・リアルなバトル・召喚獣合戦・米津玄師による主題歌など、話題の尽きない作品となりました。


シリーズ初の“本格アクションRPG”でFFが新境地へ

『ファイナルファンタジーXVI』は、スクウェア・エニックスが手がけたナンバリング16作目。
PS5専用タイトルとして2023年6月22日に登場し、シリーズ初の完全アクションRPG化を果たしました。

『FF14』開発チームが中心となり、プロデューサーの吉田直樹氏をはじめとするスタッフ陣が作り上げた本作は、従来のコマンドバトルとは一線を画する爽快でダイナミックな戦闘が魅力。


世界観はダーク&リアル──クリスタルを“否定”する物語

舞台は、クリスタルの加護に頼って生きる人々が暮らす大地“ヴァリスゼア”。
しかし、マザークリスタルから得られるエーテルが枯渇し、世界は混乱と戦争に巻き込まれていきます。

「これは――クリスタルの加護を断ち切るための物語」というキャッチコピーが象徴するように、本作ではFFシリーズで長らく神聖視されてきたクリスタルの存在そのものに疑問を投げかける、挑戦的なストーリーが展開されました。


主人公・クライヴの過酷すぎる運命と3つの時代

物語の主人公は、ロザリア公国の第一王子“クライヴ・ロズフィールド”。
王子として生まれながらも、弟ジョシュアの悲劇をきっかけに“奴隷”へと身を落とし、“復讐者”としての人生を歩み始めます。

物語は少年期・青年期・壮年期の3つに分かれ、長い年月をかけて語られる壮大な構成が特徴。まさに「一人の男の生き様」を描いたダークファンタジーです。


「召喚獣合戦」が熱すぎた!超ド派手バトルの連続

本作最大の見どころのひとつが、“召喚獣合戦(ドミナントバトル)”。

クライヴが自身の中に宿すイフリートをはじめ、バハムートやタイタン、ガルーダ、リヴァイアサンなど、おなじみの召喚獣たちが怪獣映画のようなスケール感で激突します。

対戦相手によってアクションの種類も異なり、格闘・シューティングなどゲームジャンルを横断するかのような演出は、まさに圧巻。初めて目にしたときの衝撃は今でも忘れられません。


米津玄師の主題歌『月を見ていた』も話題に

TVCMやストーリーの要所でも印象的に使われていたのが、米津玄師による主題歌『月を見ていた』
切なく壮大なメロディとクライヴの心情が重なり、多くのプレイヤーに深く刺さった楽曲です。


“アクティブタイムロア”はすべてのRPGにほしい神機能

プレイ中いつでも物語やキャラ、勢力などの解説が確認できる“アクティブタイムロア”機能も高評価。
複雑な人間関係や広大な世界設定も、簡潔な解説&相関図でスッと理解できる便利さは、まさに“神”。


DLCや他機種展開で拡がる『FF16』の世界

・【DLC第1弾】Echoes of the Fallen《空の残響》:2023年12月8日

・【DLC第2弾】The Rising Tide《海の慟哭》:2024年4月18日(新エリア「ミシディア」&召喚獣リヴァイアサン登場)

・【PC版(Steam/Epic)】2024年9月18日発売

・【Xbox Series X|S版】2025年6月9日発売

これにより、FF16は次世代マルチプラットフォーム作品としての地位を確立し、より多くのユーザーが楽しめる作品へと進化しました。


【まとめ】『FF16』は、“挑戦”で生まれ変わった新時代のFF

・ナンバリング初の本格アクションRPG

・世界観はダークかつ壮大、演出は映画級

・召喚獣合戦のスケール感はシリーズ屈指

・アクティブタイムロアなど新システムも革新的

・DLCとマルチ展開で物語はまだ続く

これまでの『FF』像を大胆に壊しながらも、“ファンタジーとしての本質”をしっかり受け継いだ『FF16』。
今後のシリーズの方向性を占う重要作として、これからも語り継がれていくはずです。

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