2003年に発売され、暴力・風刺・不謹慎ギャグてんこ盛りで賛否を巻き起こしたFPS『POSTAL 2』。
なんとそのリメイク作品――『POSTAL 2 Redux』が発表されました。今夏、Kickstarterでクラウドファンディングが開始予定とのことです。
■ そもそも『POSTAL 2』ってどんなゲーム?
舞台はアリゾナの架空都市「パラダイス」。
プレイヤーは“ポスタル・デュード”となり、「牛乳を買う」「図書館に延滞本を返す」などごく普通(?)の日常タスクをこなします。
が、当然そんな平和に済むはずがなく──
道中でテロリストや暴徒に絡まれたり、果てはカルト宗教に拉致されたり。
選択肢は常にプレイヤー次第。礼儀正しく対応することも、ガチギレして混沌を巻き起こすこともできます。
■ 22年越しのリメイクはUnity製でアセット総入れ替え!
今回の『POSTAL 2 Redux』は、ただのリマスターではありません。すべてのアセットを作り直し、Unityエンジンで完全リメイクされるとのこと。
タイトルには「Redux(再構築)」と冠されており、ただの懐古ではなく、現代に合わせた“再解釈”も期待されます。
なお、2025年3月にはVR版『POSTAL 2 VR』もリリースされており、開発元のRunning With Scissorsは明らかに再加熱中。
今回のプロジェクトにはFlat2VR StudiosやTeam Beefも参加しており、リメイクの規模としてもかなり本気な様子です。
■ クラファンの詳細は「今夏」に発表予定
クラウドファンディングの詳細(目標金額や支援特典など)はまだ未公開ですが、今夏中のスタートが予告されています。
“完全復活”のスローガンを掲げるだけに、旧ファンも新規も注目すべきプロジェクトとなりそうです。