ウィッチャー開発陣が贈る新作RPG『The Blood of Dawnwalker(ブラッド・オブ・ドーンウォーカー)』のゲームプレイ映像がついに公開!
この注目作は、昼夜で主人公の能力やプレイスタイルがガラリと変化する“ナラティブ・サンドボックス”型のダークファンタジーRPGです。
半吸血鬼の主人公「コーエン」が30日で世界を変える
プレイヤーが操作するのは、半吸血鬼の青年「コーエン」。舞台となるのは、吸血鬼が支配する中世ヨーロッパ風の世界。
物語の目的は、家族を救うために30日という限られた時間の中で選択を積み重ねながら冒険するというもの。
特徴的なのが、物語の進行方法に決められたルートがなく、どの町にいつ行くか、誰とどう関わるか、何にどこまで介入するか——すべてがプレイヤーの自由。
これこそが『ナラティブ・サンドボックス』と呼ばれるゆえんです。
昼夜で能力も攻略法も一変!「ドーンウォーカー」としての戦略
このゲーム最大の特徴のひとつが、「昼と夜で主人公の性質が変わる」点。
昼間は人間として普通に町を歩き、剣で戦い、食べ物で回復します。
一方、夜になると吸血鬼の力が解放され、壁を歩いたり、瞬間移動するなどの超常的なアクションが可能になります。
つまり、時間帯によって攻略のアプローチが根本から変わるというわけです。
吸血行為がもたらす“代償”と“選択”
夜に発動できる吸血鬼スキルは強力ですが、代償もあります。
コーエンは“飢え”を抱えており、これを抑えるには人間や動物の血を吸う必要があります。
NPCから吸うことで強力な力を手に入れられる一方で、物語に思わぬ変化を引き起こすことも……。
「吸い尽くす」「ほどほどで止める」といった判断も、物語の分岐に影響を与えていくとのこと。
剣と爪、4方向入力の奥深い戦闘システム
バトルは、上下左右の入力を使った独自のリアルタイムアクション。
昼は剣、夜は爪や闇魔法を使いこなし、タイミングよくパリィやカウンターを決めて戦います。
吸血鬼としてのスキルも多数登場。「敵の血を沸騰させて燃やす」「一撃で首を斬る」など、ダークファンタジーならではの演出が盛りだくさん。
マルチエンディング×周回プレイに期待
ストーリーはプレイヤーの選択によって分岐し、複数のルートや結末が用意されている模様。
登場するキャラクターの説得方法や倒し方、行動タイミングによって結末が変わるなど、一周では語りきれない物語が待っていそうです。
『ウィッチャー』チームの新たな挑戦作。2026年発売予定
開発は、『ウィッチャー』シリーズに携わった元スタッフによるスタジオ「Rebel Wolves」。
『Deus Ex』や『Dishonored』のような多様な攻略ができるRPGの系譜を感じさせる作風にも注目が集まっています。
リリースは2026年予定で、対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)。
日本語テキストにも正式対応するとのことで、国内でも大きな注目を集めそうです。