2025年5月15日、人気ソーシャルVRプラットフォーム『VRChat』の公式YouTubeチャンネルにて、新機能「アバターマーケットプレイス」が発表されました。
この機能により、アバターの“直接売買”が可能になります。
誰でも簡単にアバターを手に入れられる時代へ
これまで『VRChat』では、アバターを自作するか、外部サイトで購入・導入する必要がありましたが、マーケットプレイスの登場により、VRChatクレジットを使ってアバターを購入できるようになります。
購入方法はとてもシンプル。
『VRChat』内のアバタータブに追加される「探索(Explore)」から、出品されたアバターをチェックし、実際に試着してから購入できるのが特徴です。
購入したアバターは「マイアバター」タブでいつでも確認できます。
クリエイターも直接販売が可能に
クリエイターは、VRChat公式サイトを通じてアバターを出品できます。
最初は選ばれた一部の販売者限定でスタートし、バグ修正や機能改善を行いながら段階的に拡大するとのこと。
また、販売者として参加したいユーザー向けに専用の応募フォームも用意されています。
これまでの自由さもそのまま
従来通り、Unityを使ったアバターの自作・アップロードや、外部プラットフォームでの販売も引き続き可能です。
公式は「誰もが簡単にアバターを手に入れられる方法を提供したかった」とコメントし、オープンな文化は維持する方針を示しています。
『VRChat』とは?
『VRChat』は、ユーザーがアバターを使って3Dの仮想空間で交流するソーシャルVRプラットフォームです。
VR機器がなくても、PCやスマホからでも参加でき、自作ワールドの作成・公開や、マイクを使ったボイスチャットも可能。
VR機器を使えば、手や体の動き、表情まで反映できるのが特徴です。
価格は基本無料。
現在はPC(Steam)、VR機器(Meta Questなど)、スマホアプリ(Google Play)で利用可能です。